ウールのような柔らかな肌触り、ワンランク上の上質な生地

タテとヨコに原着ポリエステルの意匠糸を使用しています。
国内の優れた加工技術によるウールのような柔らかな肌触りとカラーでワンランク上の上質な印象を与えます。
生地名・セラーム
色
クリックして拡大します。
組成
ポリエステル100%(原着ポリエステル100%)
環境に配慮した素材
【原着ポリエステル糸】
椅子張り生地やパネルクロスなどの資材用ファブリックは、必要とされる品質や作業性を保つため、ポリエステルは欠かせない原料です。
しかしポリエステルは意匠性や強度に優れた繊維である一方、製造工程で多くの工業用水やエネルギーを使用します。特に染色工程では大量の水を使い、化学薬品や染料も排出されるため、水使用量の抑制が重要です。その解決策の一つとして挙げられるのが「原着」ポリエステルです。
原着ポリエステルとは、原料のポリエステルペレットを溶かして繊維にする際に、顔料や染料を加えて着色するポリエステルのことを言います。原着ポリエステルは染色工程がないため、一般的な工程と比較して水使用量、エネルギー消費量、CO2排出量を大幅に削減できます。
また原料に色素を直接練り込んでいるため、アウトドアや日当たりの良い室内での使用や消毒など、染色堅牢度に優れたファブリックを求められる場合にも適しています。
日本一の毛織物產地 「尾州」で作られた椅子張り生地
愛知県一宮市を中心にした尾州地域は、木曽川の豊かな水と特有の自然環境に恵まれ日本一の毛織物(ウール)産地として古くから発展してきました。
今では世界三大毛織物産地はイギリスのハダースフィールド、イタリアのビエラ、そして日本の尾州といわれています。
糸から生地になるまでの多くの工程をこの地域の中で分業・協業によって一貫してでき、紡績、撚糸、染色、製織、編立、整理加工といったそれぞれの工程で専門的かつ高度に蓄積された知識と技術を長年にわたって継承してきました。
尾州全体が一つの大きな工房・工場といえるでしょう。
生み出される高い品質は、国内はもちろん海外のハイブランドからも信頼を集めており多種多様な素材の組み合わせや新しく豊かな表情のテキスタイルをつくり続けています。
その尾州で職人が丁寧に作りあげた 椅子張り生地FORESTEXで極上の手触りやデザインの美しさを体感してください。