日本建築のような構成で組立てられながらも、モダンな印象を与える幕板テーブル

シンプルかつ見応えのある重厚感で落ち着いた雰囲気を与える幕板テーブル。
天然木の表情を生かすため飾りなどを一切付けない、どんなお部屋にも馴染む昔ながらの古き良きベーシックなデザインです。
天板を支える脚は8×8㎝の太さがあり、どっしりとした存在感。
天板ぎりぎりに脚の位置を設けており天板下の空間を広く活用できます。
脚と脚をつなぐ幕板補強が入り、まるで日本建築の様に、ガッチリ組み立てられます。
揺れに強く安定した落ち着きを与えるテーブルです。
シンプルで直線的、何も無駄がないモダンなデザインとつくりです。
シンプルだからこそ、木の良さ、作り手の細かなこだわりがダイレクトに現れます。
また、シンプルなテーブルだからこそ、デザイン性のあるチェアの存在感を引き立たせてくれます。
脚と脚をつなぐ幕板は、「反りを極力抑える役割」「テーブル全体の横揺れを抑える役割」「脚をガッチリと固定する役割」があります。
無垢材のテーブルは空気を吸ったり吐いたり呼吸をします。
空気中の水分が多い時は吸収し、
部屋の空気が乾燥していると木から水分を放出してお部屋の調湿をしてくれます。
ですがその作用による、木の伸縮による反り止めの対策をした作りが無垢材家具には欠かせません。
天板の裏に、金属の金具で補強した作りにするのですが、プラスαで幕板を天板に固定し支えることにより、さらに天板の反りが出にくくなります。
幕板と脚はコーナー金具(隅木)を介してボルトで緊結しているので、とても頑丈です。
ボルトナットを締め込むことで幕板に脚が引き寄せられ、かなりの強度でテーブルと脚が固定します。
これにより、揺れグラつくこともほとんどありません。
天板のぎりぎり4隅に配置した脚、上から下まで同一サイズで直線的と落とした脚。
太さ8×8㎝の脚はどっしりとした存在感。
シンプルで無駄のないすっきりとした印象を与えます。
脚間を広く確保できるので長辺部にも短編部にも脚間寸法に余裕をもてます。
天板裏にはV字反り止め金具を採用。
金属金物が見えないように丁寧に木をV字に削り埋め込み、補強します。
強度を高め、天板の反り、割れ、ぐらつきを防ぐ効果があります。
塗装は、木材の素材感を存分に引き出してくれるのが特徴のオイル仕上げがおすすめ。
塗料にはドイツ・リボス社のオイルを使用しています。
子供用の玩具などにも使用される、健康面にも安全な塗料で通常のお手入れも乾拭き程度で簡単です。
メンテナンスを繰り返し、経年美化を楽しみながら、30年後のヴィンテージ家具になるまでお使いいただけます。
セラウッド塗装の特徴は、表面が塗料で覆われることからテーブル上に液体をこぼした場合や、テーブルが汚れてしまった場合に拭き取ることができ耐久性がある点です。
水分の吸収がないため、シミが残らずお手入れが比較的容易となりますので、水シミを気にされる方におすすめです。
更に熱や紫外線に強いため、経年変化を抑制しますので木の色の変化を遅らせたい方におすすめです。
オイル塗装とセラウッド塗装の比較表
オイル塗装 | セラウッド樹脂塗装 | |
手触り | オイルが木材にしみこみ、表面に塗膜を形成しないので木材本来の質感を感じ取るとこかできます。 | 木材の表面に強い塗膜が形成されるため、オイル塗装と比べるとややツルツルした手触りです。 |
艶 | 木材本来のマットな質感となります。 木目の美しさや色味がはっきりと表現されます。 |
オイルと比べるとつやがありますが、木目や色味ははっきりとしています。 |
メンテナンス | オイル塗装の無垢テーブルは、定期的にオイルを塗りこむ必要があります。数ヵ月~年1回のペースが目安です。 おこなうタイミングは乾燥する冬の前と、塗料が乾きにくい梅雨に入る前が、おすすめです。 市販のオイル・ワックスでお手入れすると木材の風合いが増し、経過とともに深い味わいが出て来ます。 |
定期的なメンテナンスは特にありませんが、手の皮脂や食べこぼしによる油汚れなどが気になるときは中性洗剤を使うと、さっぱり仕上がります。
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特徴 | 塗膜を形成しないのでキズや汚れはつきやすいですが、時間経過とともになじみ、その一つ一つも家具の個性となりさらに愛着の沸く家具となってくれます。 | 定期的なお手入れが必要ありません、オイル塗装よりも変色・汚れ・熱に耐性があります。 |
デメリット | 「含浸性ですので、塗膜が薄く木の手触りがある。」 そのため、輪染みなども付きやすいのですが、蜜蝋ワックスを施すことにより、飛躍的に輪染み・汚れに強くしています。ご購入時:蜜蝋ワックス入りオイルプレゼントしています。 |
傷・凹みなどが出来た場合はご自身で補修することがむずかしく、補修ペンなどで傷を目立たなくすることは出来ますが、跡は残ります。 専門の工場に持ち込みしての修理になりますので、長い期間と高額な費用がかかります。樹脂塗装の耐久年数は10年間です。 |
成分 | 主に亜麻仁油です。 自然植物からできるオイルなので、ホルムアルデヒドをはじめとする厚生労働省が策定しているシックハウスの原因物質は一切配合していないため、お子様やアレルギーの方も安心してご利用いただけます。 |
シックハウスの原因となる成分を含んでいない「F★★★★」(Fフォースター)の塗料を使用しておりますので、安心してお使いいただけます。 |
毎日のお手入れ | オイル塗装のお手入れの基本は乾拭きです。 テーブルを使ったあとは柔らかい布で小まめに拭き、汚れが付いたままにならないよう意識しましょう。 水拭きしたいときは固く絞ってからおこない、水分が残らないように最後に乾拭きしてください。 濡れた布巾やコップなどを、長時間置いたままにすると、シミの原因につながります。 コースターやランチョンマットを使って対策をおこなうと良いでしょう。 |
ウレタン塗装のお手入れの基本は、固く絞った布での水拭きやお湯拭きです。 水拭きした後、最後に乾拭きをすると塗膜の劣化予防に繋がりますのでテーブルを美しく保ちますので推奨します。 |
天然木の家具は、化学雑巾といった化学的な掃除用品と相性が良くありません。
また、すぐに気化する揮発性の溶剤などは、変色や傷の原因となるので使用を控えましょう。
オイル塗装、セラウッド樹脂塗装ともに、アルコール除菌のスプレーにつきましては、成分によっては塗膜を変質させる場合がございますので、ご使用はお控えください。
アームチェアを収める場合、アームが幕板に干渉しないようにアームの高さ(AH)をご確認ください。