フラスカスツール

DI CLASSE

新たな息吹を与える、やさしいデザイン。

日本には沢山の木たあるのに、なぜ外材を多く輸入しているのでしょうか。
日本でも原木は安いのに、人間の手で加工して割れないようにしたり、樹脂加工したり、手間を掛け、最後に貴方のもとへ届いたときは、高価なものになっていしまうため、安く輸入できる外材に頼っているのが現状です。
それによって東南アジアなどでは、不法な伐採や乱獲などによる森林破壊が問題にされています。

日本の森には木材流通低迷のため、手入れをされずに放置されている人口林がたくさんあります。
しかし手入れをされずに樹木の生長がにぶると、水源涵養力、土壌保全能力が低くなり、水害などの原因にもなります。
環境保全のためにも、間伐による森の手入れが重要なのです。

高知県にある合法木材供給業者の「さめうらこむ」は、世界的な森林消失防止に賛同し、適正に合法的に証明された木材を利用しています。
DI CLASSEはさめうらこむの間伐材を使い、森の生命を感じるスツールをデザイン。
捨てられる運命の間伐材が本来持っている自然のカタチを、人工的に再生させました。自然のカタチには節理に従った美しさがあります。
部屋の中に置くだけで、森の再生・持続性を考えてもらうきっかけになればと思います。

スツールとしてだけでなく、サイドテーブルとしてもお使いただけます。

森の中で、その役目を終えた間伐材の幹に、新しい息吹を与える気持ちで枝をつけ、販売を始めました。
幹には枝が生え、葉や実ができます。自然の形には節理に従った美しさがあります。このスツールを通して、日本の森の再生、持続性を考えてもらうきっかけになれればと思います。

デザイナー 遠藤道明

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